ミスターXの1/8レーシング 初級中級ドライバーの為のマシンセッティング講座です。 (良かったら参考にしてください) 第3回は、ステアリングの舵角の調整方法についてです。 注)1/8レーシングカーのセッティングについて書いていきますが、1/10クラスのマシンも同様です。 ←舵角の項目は、左右に記事があります→ |
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スロットル、ブレーキリンケージの注意点 先ず、プロポのスロットルのニュートラルを確認します。 (ニュートラルが出ていなかったら、プロポのトリムをゼロに調整します。) 基本は、スロットルサーボのニュートラル位置(プロポのトリガーを放した状態)で、キャブのスロットルが完全に閉じるようにします。 この時、右の画像のようにスロットルが完全に閉じてから、0.5ミリから1ミリ程度、余分にサーボホーンが、キャブのスロットルリンケージのスプリングを押すようにします。 このようにしないと、ニュートラルでもキャブが少し開いた状態になり、スローのアイドリングが調整できなくなります。 プロポのトリガーをフルスロットルにした時、キャブが全開になるようにしますが、この時、サーボがキャブの動作量以上に動いて、無理をしないようにプロポのスロットルエンドポイントを調整します。 次は、ブレーキの調整です。 先ず、プロポのATL(アジャスタブルスロットルリミッター)を、30から40パーセントにしておきます。 次に、プロポのトリガーを、いっぱい押した状態でブレーキが軽くきくように、サーボホーンのブレーキロッドの調整ネジを回して、調整します。 (調整できたら、トリガーを放して、スロットルをニュートラルにした時、ブレーキが引きずらないか確認しておきます。) このセットで、走行開始しますが、プロポ側のATLのレートを変更することで、手元(プロポ)でブレーキの調整ができますので、活用しましょう。 ブレーキの調整のコツですが、コーナーの進入で、ステアリングを切ったままブレーキをかけた時にスピンしない程度に、ATLのレートを少しずつ、上げ下げして調整していきます。 レーシングカーのブレーキは、鋭いコーナリングをするためにも、ガンガン使います。 トリガーを少し押すとロックしてしまうブレーキは、再調整しましょう。 ・・・・・・先ずは甘目からです。 |
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舵角のセット方法-100%タイプ デュアルレートの設定が100パーセントまでのプロポシステムの時は、こちらの方法をご覧ください。(フタバなど) 以下の作業は、アライメントゲージ(KHC型)を装着して行います。 最初にプロポのステアリングのニュートラル(センター)を、しっかりと出しておきます。(ニュートラルが出ていなかったら、プロポのサブトリムの画面で調整しておきます。) ニュートラルが出たら、プロポのステアリングデュアルレート(左右の舵角を同時に変更する項目)を90パーセントにセットしておきます。 その後、プロポの画面を、チャンネルエンドポイント調整画面にします。 先ず左の舵角から調整します。 プロポのステアリングを左に、いっぱいきります。 その状態で、アライメントゲージの外側の舵角メモリが28度を差すように、プロポのステアリングレフトのエンドポイントを調整します。 次は、右の舵角を調整します。 プロポのステアリングを右に、いっぱいきります。 その状態で、アライメントゲージの外側の舵角メモリが28度を差すように、プロポのステアリングライトのエンドポイントを調整します。 注意) デュアルレート90パーセントで調整したので、100パーセントにした時、右も左も舵が多くきれます。その時、ステアリングサーボが無理をしているようなら、左右の舵角を調整するときの舵角メモリを28度より少ない角度に左右で合わせます。 (一般に、取り説通りに組み立ててあれば28度を目安にして良いでしょう) これで舵角の調整は終了ですが、走行するときはデュアルレートを80パーセントくらいに設定しておき、自分の走り方に合わせて1から2パーセントずつ舵角を上げ下げしていきます。(ここ、大事です。) |
舵角のセット方法-150%タイプ デュアルレートの設定が150パーセントまでのプロポシステムの時は、こちらの方法をご覧ください。(サンワなど) 以下の作業は、アライメントゲージ(KHC型)を装着して行います。 最初にプロポのステアリングのニュートラル(センター)を、しっかりと出しておきます。(ニュートラルが出ていなかったら、プロポのサブトリムの画面で調整しておきます。) ニュートラルが出たら、プロポのステアリングデュアルレート(左右の舵角を同時に変更する項目)を135パーセントにセットしておきます。 その後、プロポの画面を、チャンネルエンドポイント調整画面にします。 先ず左の舵角から調整します。 プロポのステアリングを左に、いっぱいきります。 その状態で、アライメントゲージの外側の舵角メモリが28度を差すように、プロポのステアリングレフトのエンドポイントを調整します。 次は、右の舵角を調整します。 プロポのステアリングを右に、いっぱいきります。 その状態で、アライメントゲージの外側の舵角メモリが28度を差すように、プロポのステアリングライトのエンドポイントを調整します。 注意) デュアルレート135パーセントで調整したので、150パーセントにした時、右も左も舵が多くきれます。その時、ステアリングサーボが無理をしているようなら、左右の舵角を調整するときの舵角メモリを28度より少ない角度に左右で合わせます。 (一般に、取り説通りに組み立ててあれば28度を目安にして良いでしょう) これで舵角の調整は終了ですが、走行するときはデュアルレートを120パーセントくらいに設定しておき、自分の走り方に合わせて1から2パーセントずつ舵角を上げ下げしていきます。(ここ、大事です。) |
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